2017年5月19日金曜日

全国新酒鑑評会

昔は当時の大蔵省?国税庁?の管轄として開催されていた全国新酒鑑評会

明治44年に第一回、国の機関から独立した形で酒類総合研究所主催となり開催されている由緒ある国内で最も権威のある鑑評会と云われている

ちなみに今回の28年度の結果はこちら
http://www.nrib.go.jp/kan/h28by/h28bymoku_top.htm


お酒を販売する側としても個人的にも
正直いうと良いような悪いような微妙な感じです・・・


何でかっていうと「これが全てじゃない」から

もちろん参考にするのは良い
入賞そして金賞を獲るための蔵元さんの努力というのも頭が下がる

怖いのは
入賞外=ダメ

と思われること


受賞するような酒質を目指していない
コストの掛かるお酒を仕込めない
仕込み蔵のキャパで間に合わない

色々なそれぞれの理由で出品しない・できない蔵元もある


この金賞を獲るために特別な造りをする蔵もある
金賞獲ったらその蔵元のお酒全てが良いっていう認識になる
(もちろん金賞受賞したお酒を造った蔵元っていう名誉はある)


販売戦略としてはすごい素材
金賞受賞ってかいてあるのものと書いてないのが同じ値段で並んでたら売れるほうはご想像の通り


金賞獲ったよ! → 金賞受賞の表示をしよう
消費者は「へぇ〜、金賞獲ってるんじゃ間違いないから買おう」

の図式ね・・・


でも金賞を獲ったのは別のお酒・・・
そもそも金賞受賞って出品したお酒そのものに与えられるもの

金賞を獲ったお酒が大量にあるわけじゃ無いしましてや大吟醸・純米大吟醸だからコストが掛かってる

そんな高いお酒毎日呑めるわけが無い

仮にその経済力があったとしてもその味わいに飽きが来るはず

お酒はその時・その場所によって選ぶべき!



お酒造りって何種類も造るよね
仕込む米もスペックも違う
もちろん環境は日々変化する
そういう気の抜けない時間ばっかりなのがお酒造りの期間中続く

よほどの集中力とセンスと愛着心がないと出来ない


結果色々なお酒が出来上がる


だからお願いです
売る側へ・・・消費者を惑わすような誤解を招くような表示はやめてください
買う側へ・・・こういうのは参考程度にしていただいて買う理由の大部分にしないでください


ん?前にもこういうの書いたことあるような気がする(笑)
まぁ思い出したしブログネタとしてww


あ、あと選べない事は恥ずかしいことではありません
銘柄とスペックで味わいが想像つく人が特別なんです

みんなそれが出来てたら僕等の仕事無くなるしww

なるべく分かりやすいように説明するよう心掛けていますがなんせ僕ですので・・・

日々努力します・・・

2017年5月5日金曜日

第24回全国クラブチームサッカー選手権大会茨城県大会決勝戦

昨日5月4日、決勝戦
場所はカシマサッカースタジアム

直近の試合は4月30日県リーグ2部第1節。
6-0で大勝しチームとしても体制も整いつつありまとまりも出来てきた

この良い流れを継続させたい


タイトルのかかった試合、しかも場所はカシマ

天気も最高(選手は熱かっただろーね・・・)


圏央道が繋がって多少は行きやすくなった鹿島方面。
11:00キックオフなので境町をGW渋滞も視野に入れて9時前には出ないと間に合わないのに
大勢の人が応援に来てくれた
電光掲示板も選手の名前が出たり、アナウンスもスタッフが間に合わせたようなものじゃなくちゃんとしてた


選手じゃない俺がテンション上がってるんだもん、選手は鼻血もんでしょう(笑)




さぁー!舞台は整った!!


ただ、一つ???と思ったこと
アップ中のボールがゴール裏の客席へ何個か行っちゃうんだけど取りに行くのが面倒・・・
客席の解放はメインとバックスタンドの2箇所でゴール裏は入れない
スタッフにボールを取りに行くのにどーしたらいい?と聞くと

「ケガしないように」

!?

まさか乗り越えろと・・・

昨日は水曜日で定休日
少し時間が空いたので気分転換とダイエットを兼ねて利根川沿いをジョギング
調子に乗ってハーフを走った満身創痍・高所恐怖症の俺が出来るか??

でもやるしかない
こんなことを試合前の選手に頼めない・・・


まず、壁を登る
ボールが入らないためにネットが張り巡らせてあるんだけど

画像の右下に少し写ってる赤いネットね


これがやっかい・・・
端まで行かないとネットを超えられない
強引に中央突破も考えたけど俺の体重でネットが持つか・・・

やっぱ端まで行くしかない

手すりを常に持ち、ネットに絡まないようカニ歩きで進んでいく
上れる場所がゴール裏付近なので結構な距離・・・

地味に頑張ってやっと端にたどり着いた
ここからも一山
ネットを超えるまで今度はカニ歩きで傾斜を上る

もちろん高度は上がっていく・・・
手すりはさっきよりも低い・・・

怖くない怖くないと強く念じながらようやくゴール!!

ボールを投げ返し戻ろうと思った瞬間
またボールは来るはず・・・
もう何回もこんな思いしたくないからアップ終了までゴール裏でINFIGHTに敬服しながら過ごす

入ったボールを拾っては投げ返すことを何回かやってると
26番結城君の左足から強烈なボール
「おお!良いシュートだ」と思って見てるとバーをかすって俺の方に(笑)

こないだ居酒屋奢ったのに居酒屋だけじゃ不服だったか!?(笑)

そんなこんなでアップも終了して帰還すべき時が来た

降りる時はわざわざ登ったところまで行くよりも
てぃ!って飛び降りた方が気持ち的に楽と天秤座らしく天秤に量り敢行


無事にミッションクリアして控え室へ


試合前のこの空気が好き

張り詰めた空気
目指すモノはみんな一緒


円陣組んで
ヨシ!行くぞ!


記念撮影して



いよいよ試合開始!

と思ったら
コミッショナーを含め審判団がこっち見てる
副審に声を掛けられた

「ベンチ外は競技場には入らないで」

最初、俺らはベンチに居て良いって言われたんだけど
上の娘をマネージャーの補佐をやらせるべく連れてたのがいけなかったのかな?
小学生の女の子が居ちゃまずいよね・・・

ちょうど娘の友達も応援で来てくれてたのもあって娘をスタンドに行かせたけど
結局俺らはその場所にいるとまずいっぽいっていう空気があって
犬目線で観戦(笑)
良く撮ってくれてましたm(_ _)m


奥の距離感半端なく分かんない(笑)

でもここしかない

見てるうちに馴れるかもしれないし
結果、馴れたけど(笑)


で肝心の試合

開始直後、動きが固い

相手も巧い
パススピードもあるしトラップも正確
間合いも含めてのポジション取りも巧い


徐々にキープも出来るようになるけどこぼれ球は相手に拾われるし
思ったように攻められない
我慢の時間が多く中々点の入りづらい展開

まぁ決勝だし簡単にはいかないよね

キーパー舘野君の好守、ディフェンス陣の体を張ったプレーで無失点で前半終了しハーフタイム

具体的な広瀬監督の指示を実際聞きたかったけど
控え陣のアップでまたボールがゴール裏客席へ・・・

行こうかどうか迷ってるうちに時間は進む
結果ハーフタイム中は無理と勝手に判断し終了後に先延ばし(笑)
(もしかしたら身軽な選手が行けるかもってなすりつけも考えた)

そして後半開始
ハーフタイム中の選手交代は相手が1人変えて境トリニタスはそのまま

前半からあまりファールを取らない主審だなーなんて思ったり
副審もオフサイドを取るタイミングが遅かったりで
やっぱヒートアップする相手がちらほら・・・

相手も中々攻めきれない展開にやきもきしてる証拠
でも巧かった21番が前半だけで交代したのは何でだろう?

12番は相変わらずボールの置き方が巧くてやっかい

でも前半よりこっちのペースは上がってきている
ただ上手く場所を消されたりマークの付き方で出すところに出せない

普段ゲームを作る峯君が生きない

でも以前と違うのはこういう時に周りが対処出来てること

監督の存在って凄いね・・・

後半12分、トップの金久保君が額裂傷で結城君に交代
アップの時のキレ具合から個人的には結城君に期待してた
(結城君は職場関係でも近いし、うちの娘を色々と面倒見てくれることもあって自然と状態を気にしちゃう)
こういう状況での途中交代って流れに入るの難しいんだよね・・・

そしてその8分後に木村君に変わって中村君
相手の足が止まってきたのもあってこの辺りから試合が動き出したと思う
点には結びつかなかったけど良い流れが出来てきた


結局両チーム無失点で延長戦
(クラブ選手権は35分ハーフ)
延長は10分ずつ

足が止まりつつある相手にしてみれば何とか35分で終わりたかったと思う
まだまだこっちは走れてる

正直この辺りから試合内容は良く憶えていない
フィニッシュまでいかないけど良い流れ
でも点を獲らないと

相手も当然守るだけじゃなく点を獲りに来る

残り2分ちょっとの時
中村君がドリブルで仕掛けて奪われたかけてこぼれたところを
結城君が拾って切り返し
 1人かわした後、得意の左足



この瞬間憶えてない・・・
とにかく嬉しくて・・・

この動画は応援に来てくれた人が撮ってくれたんだけど良くこのシーンを獲ってくれてたよね!


多くの人が応援に来てくれたって言っても観客は100人ちょっとかな?
そのうち40人くらいがトリニタス関係者
でもこの声援

中々点が入らなく怖いシーンもいくつかあって早く先取点をとって少し楽にしたいっていう気持ち
入った瞬間の声が証明してる
応援してるみんなが選手を信じてたからなんだよね


最後のワンプレーと思われる相手のコーナーキック
キーパーまでも上がってきた

ゴール前の混戦、相手は何としてでも同点にしたい
こっちは守り切るっていう気持ちのぶつかり合い
どうにか守り切ってサイドラインギリギリに蹴り出して速攻!
ゴールは無人
これ入れれば決定的!
中には1人ずつ
折り返してファーポストで相手が先に触ってコーナーに逃れたところで試合終了!!



決勝戦に相応しい試合内容・展開だったと思う

カミーザ・ドゥジィさん、そして境トリニタスの選手の皆さん、
素晴らしい試合をありがとうございました

さぁ表彰式!
ん?客席のボール・・・

こんな展開後の選手にボール取りに行けとは言えない・・・

また地味にカニ歩きすると表彰式始まっちゃう

で周りを良く見ると最初と逆の方に入れないようにする柵がある!
ここから登ればカニ歩きの部分は傾斜の部分のみ!!

早速、足を掛けて手すりにつかまる
壁のちょっとした切れ目みたいなところにつま先をかけたところで体勢に問題発覚
しかも足は前日のことで筋肉痛で使い物にならない…
表彰式の準備してるし大きな声で「ヘルプミー」は言えない・・・

腕をフルに使って体ごと持ち上げるしかない!
火事場のバカ力っていうのかな?

ヒトリ デ デキタ!!


で、表彰式が終わり掛けの頃ボールと共にベンチへ戻れた

で、歓喜のひとときを一緒に味わえた
俺にとってみれば試合はもちろん、ボール拾いのことを自分自身のみで喜んだ(笑)





で、優勝したうちらは茨城代表として9月に都内で開催される関東大会へ出場します

その前にリーグ戦もしっかりと勝ってもらってチームの更なるレベルアップを!!

次回の試合は境トリニタスの公式戦は
6月11日県リーグ(2部)境町サッカー場 9:30キックオフ
(トリニタスはリーグ戦2試合目)


iPhoneのアプリで万歩計付けてるんだけど、昨日のは凄かったのでキャプ&ウプ
見事な末広がり!!!