2018年11月1日木曜日

今日で6年

2012年11月1日木曜日朝7時前
携帯に親父から着信
「店が火事 」

着替えもせずにお店へ
その後、消防団に入っている先輩2人からも着信
「シャッターの鍵持ってる?」
「間取り教えて」

その内容から小火どころじゃないって直感

お店近くまで行くと消防車いっぱいだし通行規制
でも僕って分かった瞬間通してくれた

正面入口からは勢いよく放水されてる
急いで裏に回ってシャッター開けると前が見えないほどの煙と熱気

急いでたからサンダルだったんだけど、店の中から流れてくる水が温かい

正直起きてることを現実として捉えられない
あれほどテンパって色々理解出来ないことは初めて

消火後現場検証

独特の匂い

中心部分が焼けて周りはすすだらけ

当然商品は熱のダメージとススけてダメ

唖然としながら言われるがままに

すると「自販機開いてるけど?」
「鍵が自販機の脇に落ちてた」

って

前日は定休日。でも月末。現金回収でもしたのかな?と理解しながらも不思議に思いながら
親父とオフクロに自販機開けた?って聞くと「開けてない」

じゃなんでレジ脇の引き出しにあった鍵が外にあるの?


入口から放水してたのも親父が鍵を開けたって思ってたけど聞いたら親父来る前から消防は到着して放水開始してた

なんで入口が開いてたの?


急展開で消防の現場検証から警察も介入(ていうかほぼ警察に主導が移った)

前の日の行動や鍵があった場所を撮影

なぜか冷静になっていた僕は「早く片付けて営業再開に向けて・・・」を考えてたから少し現場検証にやきもき・・・

火災発生の責任がうちには無かったとはいえ元には戻らないし補填だってない

結局被害は全部うち

だから一刻も早く、なるべく安く、を考えてた

翌日から片付け開始


友達、先輩、後輩がたくさん手伝いに来てくれた

この日の夜、なぜか火事になった実感が出た
全く眠れなかったのを憶えてる

そして一週間後から仮営業
営業っていっても被災品を安く販売するしかない
この情報を拡散してくれたおかげで遠方からも来てくれた

でも正直嬉しさ半分悲しさ半分


おかげさまで何とかそれも片付いてきてお店の中からっぽにして改装の準備

本当は全部職人さんに頼みたかったけど再開する際の仕入のために降りた保険金を残したかったので出来る限り自分達で出来ることはやった

でワインセラーはこの際だから大きいのを職人さんに作ってもらった




火事前はセラーに入らないワインがあって店内全体をエアコンで空調管理してた
夏なんかは寒くて仕事捗らない時もあった
なのでワインがあったところまで囲ってセラーにしちゃおう!という感じ

日本酒用のウォークインも入っていよいよ

での間は友達の会社から借りたトラックの荷台がお店



1年くらいかかったかな?

ようやく店内で営業が出来るようになった

商品はまだまだ揃ってなかったけど・・・

あれから5年
色々問屋さんやインポーターさんにご迷惑をかけながら今日を迎えることが出来ました

火災に遭った日が2012年11月1日木曜
今日が2018年11月1日木曜

同じ日付となった今年、改めてこの事を考えたら

「皆様がいたからこそ今がある」

この事を常に考えてこれからも頑張っていきます